2014年11月9日 (仮訳)ポーランドにおけるGeastrum lageniforme Vittad.の新規生息地 Piętka, J. & Kujawa, A., 2012. A New Location for Geastrum lageniforme Vittad. in Poland. Polish Journal of Environmental Studies. Available at: http://www.pjoes.com/pdf/21.6/pol.j.environ.stud.vol.21.no.6.1791-1795.pdf [Accessed November 9, 2014]. 【R3-01266】2014/11/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド、ワルシャワ郊外のLas Natoliński自然保護区におけるGeastrum lageniformeの発生を報告した。 様々な生長段階の子実体を採集し、生息地の環境と肉眼的/顕微鏡的形質を記載した。 本成果を基に、本種がポーランド産ヒメツチグリ属菌の絶滅リスク評価文書に掲載されることとなった。 (その他掲載種) Geastrum lageniforme Vittad. トガリフクロツチグリ ※Dörfelt (1985) がポーランドにおける本種の発生を記録していたが、採集日、採集地の特定情報はなかった。 【よく似た種との区別】 Geastrum triplex(エリマキツチグリ) ポーランドに分布する 若い子実体の形態が本種と類似している(混同のおそれがある) 本種より子実体のサイズが通常ずっと大きい 本種と異なり外皮が肉質層状となった特徴的な襟を有する 本種と異なり細毛体が厚壁ではなく薄壁 本種と異なり細毛体の”internal channel”が直径の50%ではなく約50-75% Geastrum saccatum(フクロツチガキ) ポーランドに分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 細毛体が厚壁 本種と異なり子実体表面がフェルト状 本種と異なりクランプを欠く厚壁の菌糸を含む 本種と異なり細毛体の”internal channel”が直径の50%ではなく25%以下