2024年2月23日 （仮訳）スロベニア産のPolyblastia属1新種 Breuss, O., 2024. A new Polyblastia species (lichenized Ascomycota, Verrucariaceae) from Slovenia. Österreichische Zeitschrift für Pilzkunde. Available at: https://myk.univie.ac.at/wp-content/uploads/2024/02/OEZP_31_Breuss_Polyblastia_final.pdf [Accessed February 23, 2024] 【R3-11455】2024/2/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ スロベニアにおいて石灰岩に生じた岩石内生地衣の一種を検討し、Polyblastia cruciseptataとして新種記載した。 本種は子嚢胞子の細胞数が少なく、十字形の隔壁を有し、被子器外壁を欠くことなどで特徴づけられた。 本種と同じCoccospora亜属に含まれる5種の比較表を掲載した。 Slovenia, Gorenjska region, Julian Alps, Kranjska Gora, the mountain trail from Vršič pass to Slemenova špica, around pass Vratca （新種） Polyblastia cruciseptata Breuss 語源…十字の隔壁の（子嚢胞子の形態から） 【よく似た種との区別】 Polyblastia singularis ヨーロッパに分布する 子嚢胞子が小型 子嚢胞子の細胞数が少ない 子嚢胞子の隔壁が十字形 本種と異なりスロベニアではなくドイツ、オーストリア、スイスなどに分布する 本種と異なり岩石内生地衣でない 本種と異なり被子器が完全に埋生するのではなく通常大部分～半分ほどが埋生する 本種より被子器のサイズが小さい 本種と異なり被子器外壁を欠くのではなく有する