2024年5月9日 (仮訳)トルコ産のThymelaea属植物に生じたPuccinia属1新種 Kirbag, S., Aime, MC. & Kursat, M. 2011. A new Puccinia on Thymelaea from Turkey. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000115/00000001/art00057 [Accessed May 9, 2024] 【R3-11683】2024/5/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコにおいてThymelaea属植物に感染したさび菌の一種を検討し、Puccinia salihaeとして新種記載した。 本種はさび胞子、夏胞子、および冬胞子世代が見られ、葉、果実、茎に発生した。 Thymelaea属植物におけるさび病の報告は初となった。 Turkey, Elazığ-baskil, Hasan mountain, slope of Hacimustafa village (新種) Puccinia salihae Kirbağ & Aime 語源…Salihaの(筆頭著者の母に献名) 【よく似た種との区別】 Melampsora daphnicola トルコに分布する 同じジンチョウゲ科植物を宿主とする 本種と異なりThymelaea属植物が宿主として知られていない 本種と異なり夏胞子堆に糸状体を有する 本種と異なり夏胞子が無色 Puccinia gnidiae 同じジンチョウゲ科植物を宿主とする 本種と異なりトルコではなく南アフリカなどに分布する 本種と異なりThymelaea属ではなくGnidia属植物を宿主とする 本種より夏胞子のサイズがずっと小さい 本種より冬胞子のサイズがずっと小さい