2017年5月12日 (仮訳)中国産のホウライタケ属1新種および1新産種 Deng, C-Y., Li, T-H. & Song, B., 2011. A new species and a new record of Marasmius from China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00038 [Accessed May 12, 2017]. 【R3-04016】2017/05/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国で採集された菌を検討し、Marasmius pseudoconfertusとして新種記載した。 本種は傘が帯赤褐色で襞がやや疎、柄が暗褐色~黒褐色で、側シスチジアおよび柄シスチジアを欠くことなどで特徴づけられた。 また、中国新産種として広東省および雲南省からM. suthepensisを報告した。 中国四川省カンゼ・チベット族自治州九竜県 (新種) Marasmius pseudoconfertus T.H. Li & Chun Y. Deng 語源…偽のMarasmius confertus(子実体の肉眼的形態が類似していることから) 【よく似た種との区別】 Marasmius confertus 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり側シスチジアを有する Marasmius corneri 子実体が中程度に大型 側シスチジアを欠く 剛毛を欠く 本種と異なり傘が橙色 本種と異なり傘に条線~溝線を有する 本種より担子胞子のサイズが大きい Marasmius occultatus(ヒカゲオチエダタケ) 子実体が中程度に大型 側シスチジアを欠く 剛毛を欠く 本種と異なり材に生息する 本種と異なり傘が淡色 本種より柄の幅が狭い 本種より柄の形状が細長い Marasmius rubricosus 子実体が中程度に大型 側シスチジアを欠く 剛毛を欠く 本種と異なり傘縁部に密に条線を有する 本種より担子胞子が僅かに長い (中国新産種) Marasmius suthepensis Wannathes, Desjardin & Lumyong