(仮訳)中国、広西チワン族自治区においてサトウキビとバナナの根圏から分離されたOchroconis属1新種および2種の中国新産種
Chen, Y. et al., 2020. A new species and two new Chinese records of Ochroconis from sugarcane and banana rhizosphere in Guangxi, China. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/61/6/61_MYC61307/_article/-char/ja/ [Accessed August 23, 2023] 【R3-10903】2023/8/23投稿

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3行まとめ

中国、広西チワン族自治区においてサトウキビとバナナの根圏から分離された菌を検討し、Ochroconis guangxiensisとして新種記載した。
また、中国新産種としてO. minimaおよびO. ramosaを報告した。
これら3種はいずれもdark septateエンドファイトとして宿主植物と共生していた。
中国広西チワン族自治区防城港市上思県

(新種)

Ochroconis guangxiensis L. Xie, Y.L. Chen & B. Liu
語源…広西産の
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【よく似た種との区別】
Ochroconis musae
分生子柄がフラスコ形~円筒形
分生子が隔壁部分で狭窄する
分生子の細胞数が2
nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種より分生子の成熟時の幅が広い
Ochroconis constricta
土壌菌である
分生子柄がフラスコ形~円筒形
分生子が隔壁部分で狭窄する
分生子の細胞数が2
nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種より分生子の成熟時の幅が広い
nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Ochroconis podocarpi
nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種と異なり分生子柄が分枝するという特徴を欠く
本種と異なり分生子が狭窄するという特徴を欠く
nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(中国新産種)

Ochroconis minima (Fassat.) Samerp. & de Hoog
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(中国新産種)

Ochroconis ramosa A. Giraldo, Gené, Deanna A. Sutton & Guarro
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