2023年8月23日 (仮訳)中国、広西チワン族自治区においてサトウキビとバナナの根圏から分離されたOchroconis属1新種および2種の中国新産種 Chen, Y. et al., 2020. A new species and two new Chinese records of Ochroconis from sugarcane and banana rhizosphere in Guangxi, China. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/61/6/61_MYC61307/_article/-char/ja/ [Accessed August 23, 2023] 【R3-10903】2023/8/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国、広西チワン族自治区においてサトウキビとバナナの根圏から分離された菌を検討し、Ochroconis guangxiensisとして新種記載した。 また、中国新産種としてO. minimaおよびO. ramosaを報告した。 これら3種はいずれもdark septateエンドファイトとして宿主植物と共生していた。 中国広西チワン族自治区防城港市上思県 (新種) Ochroconis guangxiensis L. Xie, Y.L. Chen & B. Liu 語源…広西産の 【よく似た種との区別】 Ochroconis musae 分生子柄がフラスコ形~円筒形 分生子が隔壁部分で狭窄する 分生子の細胞数が2 nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が短い 本種より分生子の成熟時の幅が広い Ochroconis constricta 土壌菌である 分生子柄がフラスコ形~円筒形 分生子が隔壁部分で狭窄する 分生子の細胞数が2 nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が短い 本種より分生子の成熟時の幅が広い nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ochroconis podocarpi nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が短い 本種と異なり分生子柄が分枝するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が狭窄するという特徴を欠く nrSSU+ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (中国新産種) Ochroconis minima (Fassat.) Samerp. & de Hoog (中国新産種) Ochroconis ramosa A. Giraldo, Gené, Deanna A. Sutton & Guarro