2016年6月13日 (仮訳)ブラジル南部においてユーカリ属の樹下にテングタケ属新種が見出された Wartchow, F. & Cortez, VG., 2016. A new species of Amanita growing under Eucalyptus is discovered in South Brazil. Mycosphere. Available at: http://mycosphere.org/pdf/Mycosphere_7_3_2.pdf [Accessed June 13, 2016]. 【R3-03014】2016/06/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル南部のユーカリ植林地で採集された菌を検討し、Amanita alienaとして新種記載した。 本種はAmanita亜属Amanita節に含まれ、傘が帯黄褐色、外被膜が柄の基部で同心円状の疣状をなし、担子胞子が大型であることなどで特徴づけられた。 本種はベニテングタケ型(ムスカロイド)の分類群とは担子器基部のクランプが稀であることなどが異なり、本節において比較的孤立した位置に置かれた。 Brazil, Rio Grande do Sul, Minas do Leão, Agropecuária Condor (新種) Amanita aliena Wartchow & Cortez 語源…外来の 【よく似た種との区別】 Amanita breckonii 柄に”limbus internus”を有する 担子胞子のサイズがやや類似している 本種と異なりブラジルではなく米国カリフォルニア州などに分布する 本種と異なり傘表面の外被膜がピラミッド型の疣状ではなく扁平な不規則形のパッチ状またはプラーク状 本種と異なり外被膜が塊茎頂部に同心円状の疣状をなすのではなく低く脆い縁取りをなす 本種と異なり担子器の基部のクランプが稀ではなく豊富 本種より担子胞子のQ値が大きい