(仮訳)カーチンガ乾燥林産のAmylosporus属1新種
Drechsler-Santos, ER., Salvador-Montoya, CA. & Ryvarden, L., 2016. A new species of Amylosporus from Caatinga dry woodlands. Synopsis Fungorum. Available at: https://www.researchgate.net/publication/309282812_A_new_species_of_Amylosporus_from_Caatinga_dry_woodlands [Accessed December 1, 2016].
【R3-03529】2016/12/02投稿

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3行まとめ

ブラジル、カーチンガの乾燥林で採集された菌を検討し、Amylosporus auxiliadomeとして新種記載した。
本種は子実体が黄褐色、柄が偏心生で、担子胞子が卵状~楕円形で微細な粗面、骨格菌糸がデキストリノイドであることなどで特徴づけられた。
本種は同属の近縁種とは孔口のサイズや骨格菌糸がデキストリノイドであることなどで区別された。
Brazil, Bahia State, Santa Terezinha, Serra da Jiboia

(新種)

Amylosporus auxiliadorae Drechsler-Santos & Ryvarden
語源…Maria Axiliadora de Queiroz Cavalcanti博士に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Amylosporus campbellii
生殖菌糸の隔壁が類似している
本種と異なりブラジルではなくインドなどに分布する
本種より孔口のサイズが僅かに大きい
本種と異なり担子胞子が僅かに厚壁
本種と異なり骨格菌糸がデキストリノイドでない
本種と異なり粘質菌糸を有する
Amylosporus succulentus
骨格菌糸がデキストリノイド
本種と異なりブラジルではなく中国などに分布する
本種より孔口のサイズが僅かに大きい
本種と異なり担子胞子が僅かに厚壁
本種と異なり粘質菌糸を有する