(仮訳)インド産のAnomomorpha属新種
Sharma, B., Makhija, U. & Khadilkar, P., 2010. A new species of Anomomorpha (Graphidaceae) from India. The Lichenologist. Available at: http://journals.cambridge.org/abstract_S0024282909990545 [Accessed October 12, 2015].
【R3-02272】2015/10/12投稿

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3行まとめ

インド、カルナータカ州で採集された樹皮生の痂状地衣の一種を検討し、Anomomorpha elegansとして新種記載した。
本種は子器盤が暗い帯赤褐色で粉霜を伴い、子実層に結晶を有し、子嚢胞子が石垣状であることなどで特徴づけられた。
本種は地衣体にサラジン酸を有する点でいずれの同属他種とも区別され、属の形質とされているノルスチクチン酸およびネオトリコンの含有は見られなかった。
India, Karnataka, Sirsi-Jog falls

(新種)

Anomomorpha elegans B. O. Sharma, Makhija & Khadilkar
語源…美しい
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Anomomorpha aggregans
子嚢胞子の長さが類似している
子嚢胞子が類石垣状
本種と異なりインドにおける分布が知られていない
本種と地衣体の全体的形態が異なる
本種と子器の全体的形態が異なる
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸およびコンノルスチクチン酸を含む
Anomomorpha roseola
子嚢胞子の長さが類似している
子嚢胞子が類石垣状
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なりインドにおける分布が知られていない
本種と地衣体の全体的形態が異なる
本種と子器の全体的形態が異なる
本種と異なり地衣成分としてネオトリコンなどを含む