(仮訳)台湾産のArachnopeziza属1新種
Wang, Y-Z. 2009. A new species of Arachnopeziza from Taiwan. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2009/00000108/00000001/art00059 [Accessed May 8, 2019] 【R3-06200】2019/5/8投稿

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3行まとめ

台湾南投県で採集された菌を検討し、Arachnopeziza hiemalisとして新種記載した。
本種は広葉樹の腐朽材に生じ、子嚢盤がレモン色で、子嚢胞子に3隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種の子嚢胞子は素寒天培地上で容易に発芽し、MEA培地でのコロニーの生長速度は非常に緩慢であった。
台湾南投県瑞岩渓自然保護区

(新種)

Arachnopeziza hiemalis Yei Z. Wang
語源…冬の(採集された時期から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Arachnopeziza aurelia(クモノスアカゲヒナチャワン)
子嚢盤が黄橙色
子嚢胞子の隔壁数が3
本種より子嚢盤のサイズが大きい
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
Arachnopeziza engelii
子嚢胞子の隔壁数が3
本種と異なり子嚢盤が新鮮時レモン色で乾燥すると暗い橙黄色なのではなくクリーム色~桃色
本種より子嚢胞子の幅が狭い
Arachnopeziza obtusipila
子嚢胞子の隔壁数が3
本種と異なり子嚢盤が新鮮時レモン色で乾燥すると暗い橙黄色なのではなく白色
本種より子嚢胞子の幅が狭い
Arachnopeziza ochracea
子嚢胞子の隔壁数が3
本種と異なり子嚢盤が新鮮時レモン色で乾燥すると暗い橙黄色なのではなくベージュ色
本種より子嚢が短い
本種より子嚢胞子のサイズが小さい