2017年6月16日 （仮訳）Menispora ciliataおよびフィアロフォラ型アナモルフを有するChaetosphaeria属新種 Réblová, M. & Seifert, KA. 2008. A new species of Chaetosphaeria with Menispora ciliata and phialophora-like anamorphs. Fungal Diversity. Available at: http://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/29-8.pdf [Accessed June 15, 2017]. 【R3-04120】2017/06/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ チェコにおいてAcer campestreの腐朽材に発生した菌を検討し、Chaetosphaeria ciliataとして新種記載した。 本種は培養下でシンアナモルフを形成し、Menispora ciliataおよびフィアロフォラ型アナモルフを有していた。 ITS領域に基づく分子系統解析で、本種はc. pulvisculaに最も近縁であった。 Czech Republic, Southern Moravia, Mikulčice, natural reserve Skařiny （新種） Chaetosphaeria ciliata Réblová & Seifert 語源…（アナモルフのMenispora ciliataに由来） 【よく似た種との区別】 Chaetosphaeria ovoidea Menispora属アナモルフを有する 培養下でフィアロフォラ型シンアナモルフを形成する nrLSUに基づく予備的分子系統解析で近縁 本種より子嚢のサイズが比較的大きい 本種より子嚢胞子のサイズが比較的大きい 本種と異なり子嚢胞子表面が微細な小疣状ではなく平滑 nrLSUに基づく予備的分子系統解析で明瞭に区別される Chaetosphaeria pulviscula Menispora属アナモルフを有する 培養下でフィアロフォラ型シンアナモルフを形成する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢のサイズが比較的大きい 本種より子嚢胞子のサイズが比較的大きい 本種と異なり子嚢胞子表面が微細な小疣状ではなく平滑 ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Chaetosphaeria tortuosa Menispora属アナモルフを有する ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢のサイズが比較的大きい 本種より子嚢胞子のサイズが比較的大きい 本種と異なり子嚢胞子表面が微細な小疣状ではなく平滑 ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される