2019年8月14日 （仮訳）スペイン産のCorynesporopsis属1新種 Hernández-Restrepo, M. et al., 2014. A new species of Corynesporopsis from Spain. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000127/00000001/art00025 [Accessed August 14, 2019] 【R3-06493】2019/8/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ スペインにおいて植物の枝に生じた菌を検討し、Corynesporopsis variabilisとして新種記載した。 本種は分生子形成様式が内生型であり、分生子形成細胞が膨大し、楕円形、円筒形などの分生子を長く鎖生することなどで特徴づけられた。 Corynesporopsis属の検索表を掲載した。 Spain, Castilla y León, Burgos, San Pedro de Arlanza, near to Monasterio de Arlanza （新種） Corynesporopsis variabilis R.F. Castañeda, Hern.-Restr. & Gené 語源…変異のある（分生子の形状から） 【よく似た種との区別】 Corynesporopsis indica 分生子の隔壁数が1 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が一様に暗褐色～非常に濃い暗褐色 本種と異なり分生子の隔壁部分に暗色の帯を有する 本種と異なり分生子が楕円形、倒棍棒形、類長楕円形、円筒形、類洋梨形、卵形などで隔壁部分でしばしばくびれるのではなく、広倒卵状～楕円形であり隔壁部分でくびれない Corynesporopsis inaequiseptata 分生子の隔壁数が1 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子頂部の細胞が淡褐色、基部の細胞が褐色 本種と異なり分生子が楕円形、倒棍棒形、類長楕円形、円筒形、類洋梨形、卵形などではなく狭倒棍棒形 Corynesporopsis isabelicae 分生子の隔壁数が1 本種より分生子が長い 本種と分生子の色が異なる 本種と異なり分生子が楕円形、倒棍棒形、類長楕円形、円筒形、類洋梨形、卵形などではなく長紡錘形または舟形 Corynesporopsis liquidambaris 分生子の隔壁数が1 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い 本種と分生子の色が異なる 本種と異なり分生子が楕円形、倒棍棒形、類長楕円形、円筒形、類洋梨形、卵形などではなく舟形～楕円形 Corynesporopsis uniseptata 分生子のサイズの範囲が重なる 分生子の隔壁数が1 本種と分生子の色が異なる 本種と異なり分生子が楕円形、倒棍棒形、類長楕円形、円筒形、類洋梨形、卵形などで隔壁部分でしばしばくびれるのではなく、広楕円形であり隔壁部分でくびれる