2023年7月3日 (仮訳)高レベルの重金属により汚染された土壌に産したEmbellisia属1新種 David, JC.e et al., 2000. A new species of Embellisia from soil with high levels of heavy metals. Mycoscience. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1340354000712757 [Accessed July 3, 2023] 【R3-10751】2023/7/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イギリスのノース・サマセットにおいてアブラナ科植物Thlaspi caerulescensの根から見出された菌を検討し、Embellisia thlaspisとして新種記載した。 本種の採集地は重金属によって高度に汚染された鉱山地域であった。 走査型電子顕微鏡を用いて本種の胞子形成様式を詳細に記述した。 Charterhouse Nature Reserve, Mendip Hills, Somerset, UK (新種) Embellisia thlaspis E.G. Simmons & J.C. David 語源…グンバイナズナ属の 【よく似た種との区別】 Embellisia indefessa 二次分生子柄が短い 本種より分生子鎖が短い 本種より一次分生子の最大長が長い 本種より二次分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子の形状が長く幅狭い卵状ではなく主に短卵状 本種と異なり分生子の隔壁数が横4-5(-7)、縦がごく稀なのではなく横3-4、縦0-1(-2)である 本種よりPCA培地での生長が速い Embellisia dennisii 本種と異なり二次分生子柄が短いのではなく長い 本種と異なり分生子鎖が長いのではなく短い 本種より一次分生子が長い 本種より二次分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子の形状が長く幅狭い卵状ではなく円筒状倒棍棒形 本種と異なり分生子の隔壁数が横4-5(-7)、縦がごく稀なのではなく横3-12、縦0-3である 本種よりPCA培地での生長が遅い