(仮訳)タイ産のFusticeps属菌の新種
Chuaseeharonnachai, C., et al., 2014. A new species of Fusticeps from Thailand. Mycosphere. …. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_2_5.pdf [Accessed November 10, 2013].
【R3-00561】2014/04/01投稿

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3行まとめ

タイで沈んだ葉から採集された菌をFusticeps multiseptataとして新種記載した。
本種は淡褐色棍棒形で、横方向に複数の隔壁を持ち、杯状の顕著な突起を持つ分生子を形成することなどで特徴づけられた。
本種は分生子柄が多数分枝する点で、本属菌のいかなる既知種とも異なっていた。
Thailand, Nakhon Nayok, Tat Ta Phu Waterfall in Khao Yai National Park

(新種)

Fusticeps multiseptata Chuaseeharonnachai, Somrithipol & Boonyuen
語源…多隔壁の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Fusticeps bullatus
気中水生菌である
沈んだリターに発生する
分生子が棍棒形
分生子が粗面で突起を持つ
本種と異なりタイではなくマレーシアに分布する
本種と異なり分生子柄が盛んに分枝せず、分枝しないか時にしか分枝しない
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の突起が杯状ではなく杯状~きのこ状
本種と異なり分生子の隔壁が4-7個ではなく2-4個
Fusticeps lampadiformis
気中水生菌である
沈んだリターに発生する
分生子の突起が杯状
本種と異なりタイではなくブラジルに分布する
本種と異なり分生子柄が盛んに分枝せず、分枝しないか時にしか分枝しない
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子が棍棒形ではなく洋梨形~”lampadiform”
本種と異なり分生子の隔壁が4-7個ではなく2-3個