2016年2月27日 (仮訳)中国南部産のGrammothelopsis属新種 Zhao, C-L. & Cui, B-K., 2013. A new species of Grammothelopsis (Polyporales, Basidiomycota) from southern China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00033 [Accessed February 26, 2016]. 【R3-02691】2016/02/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国南部の広東省および湖南省で採集された多孔菌の一種を検討し、Grammothelopsis subtropicaとして新種記載した。 本種は子実体が一年生で背着生、孔口面がクリーム色で、孔口が大型であることなどで特徴づけられた。 担子胞子は楕円形~長楕円形で厚壁、2菌糸型で骨格菌糸に強いデキストリノイド性が認められた。 中国広東省肇慶市封開県黒石頂自然保護区 (新種) Grammothelopsis subtropica B.K. Cui & C.L. Zhao 語源…亜熱帯の 【よく似た種との区別】 Grammothelopsis bambusicola 樹枝状糸状体を有する 菌糸構成が2菌糸型 骨格菌糸が強いデキストリノイド性を示す 本種と異なり中国ではなく中南米などに分布する 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり担子胞子が僅かにデキストリノイドなのではなく強いデキストリノイド Grammothelopsis macrospora 子実体が背着生 孔口が大型 樹枝状糸状体を有する 本種と異なり中国ではなく熱帯アフリカに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が僅かにデキストリノイドなのではなく強いデキストリノイド 本種と異なりハイファルペグを有する 本種と異なり骨格菌糸が分枝しない 本種と異なり骨格菌糸が強いデキストリノイドではなく非デキストリノイド Grammothelopsis incrustata 子実体が背着生 菌糸構成が2菌糸型 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい 本種と異なり樹枝状糸状体を欠く 本種と異なり骨格菌糸が強いデキストリノイドではなく非デキストリノイド Grammothelopsis neotropica 子実体が背着生 菌糸構成が2菌糸型 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい 本種と異なり樹枝状糸状体を欠く 本種と異なり骨格菌糸が強いデキストリノイドではなく非デキストリノイド Grammothelopsis puiggarii 孔口が大型 菌糸構成が2菌糸型 骨格菌糸が強いデキストリノイド性を示す 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり樹枝状糸状体を欠く Grammothelopsis asiatica 子実体が背着生 担子胞子のサイズの範囲が類似している 菌糸構成が2菌糸型 本種より孔口のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が僅かにデキストリノイドなのではなく非デキストリノイド 本種と異なり樹枝状糸状体を欠く 本種と異なり骨格菌糸が強いデキストリノイドではなく非デキストリノイド