2023年9月24日 (仮訳)オーストラリア産のKaroowia属1新種 Elix, JA. 2000. A new species of Karoowia from Australia. Australasian Lichenology. Available at: https://www.canbr.gov.au/abrs/lichenlist/AL_46.pdf [Accessed September 24, 2023] 【R3-10999】2023/9/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリア、南オーストラリア州で採集した岩上生地衣の一種を検討し、Karoowia brachinaensis/i>として新種記載した。 本種は地衣体がやや痂状で円筒形の裂芽を有し、地衣成分としてウスニン酸やロバリドン類を含んでいた。 本種はK. rallaの裂芽を有するカウンターパート種にあたると考えられた。 Australia, South Australia, Flinders Ranges, Brachina Gap (新種) Karoowia brachinaensis Elix 語源…ブラキーナ(・ギャップ)産の 【よく似た種との区別】 Karoowia ralla 地衣体がやや痂状である 偽根を欠く 地衣成分として髄層にノルロバリドンを含む 本種と異なり裂芽を有するのではなく欠く 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Karoowia brachinaensis 裂芽を有する 本種と異なり髄層がK陰性ではなくK+黄色→暗赤色 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてノルロバリドンを含まない