(仮訳)インド、大ニコバル諸島産のLeiorreuma属新種
Singh, P., Ram, TAM. & Singh, KP., 2017. A new species of Leiorreuma (Ascomycota, Ostropales) from great Nicobar Islands, India. Bangladesh Journal of Plant Taxonomy. Available at: http://www.banglajol.info/index.php/BJPT/article/view/33000 [Accessed July 25, 2017].
【R3-04238】2017/07/25投稿

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3行まとめ

インド、大ニコバル島で採集された樹皮生地衣の一種を検討し、Leiorreuma nicobarenseとして新種記載した。
本種はリレラを形成し、子器盤が類白色で広く露出し粉霜に覆われ、子嚢が8胞子性で子嚢胞子に6室を有することなどで特徴づけられた。
本新種を含むインド産Leiorreuma属地衣の検索表を掲載した。
India, Andaman and Nicobar Islands, Great Nicobar Island, North South road, Sastri Nagar

(新種)

Leiorreuma nicobarense Pushpi Singh, Jagadeesh & Kr. P. Singh
語源…ニコバル産の
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【よく似た種との区別】
Leiorreuma exaltatum(ヘリトリモジゴケ)
インドに分布する
本種より子嚢胞子が長い
本種と異なり子嚢胞子が6室ではなく6-8室を含む
本種と異なり地衣成分を欠く
Leiorreuma subpatellulum
インドに分布する
本種より子嚢胞子が長い
本種と異なり子嚢胞子が6室ではなく7-13室を含む
本種と異なり地衣成分を欠く
Leiorreuma taiwanense
本種と異なり地衣成分としてヒポプロトセトラル酸および”4′-O-demethyl-notatic acid”を含む
Leiorreuma melanostalazans
インドに分布する
地衣成分としてスチクチン酸などを含む
本種と異なりリレラが無柄ではなく埋生する
本種と異なり子器盤に粉霜を伴うのではなく粉霜を欠くか微細な粉霜を伴う
本種と異なり子嚢胞子が6室ではなく8-9室を含む
本種と異なり地衣成分としてコンスチクチン酸およびヒポスチクチン酸を欠く