(仮訳)中国南西部産のキツネノカラカサ属新種
Liang, J-F. & Yang, Z-L., 2011. A new species of Lepiota (Agaricaceae) from southwestern China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000117/00000001/art00036 [Accessed September 28, 2014].
【R3-01139】2014/09/28投稿

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3行まとめ

中国のチベット自治区および雲南省で採集された菌を検討し、Lepiota pallidiochraceaとして新種記載した。
本種は傘表面に黄褐色~赤色の小鱗片を伴い、担子胞子が大型の楕円形~長楕円形、縁シスチジアが多型である点などで特徴づけられた。
また、本種の傘表皮は毛状被で、末端が先細りになる細長い要素で構成されていた。
中国チベット自治区昌都県邛卡吊橋付近

(新種)

Lepiota pallidiochracea J.F. Liang & Zhu L. Yang
語源…淡黄褐色の
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【よく似た種との区別】
Lepiota brunneolilacea
担子胞子の形状が類似している
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり縁シスチジアが多型でない
Lepiota helveola
担子胞子の形状が類似している
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり縁シスチジアが多型でない
Lepiota ochraceoaurantiaca
担子胞子の形状が類似している
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり縁シスチジアが多型でない
Lepiota oreadiformis
担子胞子が大型
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が扁桃形~紡錘形
本種と異なり縁シスチジアが類円筒形などの多型ではなく小嚢形~棍棒形