(仮訳)トルコ、中央アナトリア地方産のManoharachariella属新種
Selçuk, F. & Ekici, K., 2014. A new species of Manoharachariella (hyphomycetes) from Central Anatolia, Turkey. Mycosphere. Available at: http://mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_3_4.pdf [Accessed November 10, 2015].
【R3-02369】2015/11/11投稿

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3行まとめ

トルコ、クルシェヒル県において採集された菌を検討し、Manoharachariella elsadiiとして新種記載した。
本種はナシ属の枯枝上に帯緑黒色~帯黒褐色のコロニーを生じ、卵形、樽形、楕円形の分生子を形成した。
本種は同属他種とは分生子柄の長さや、分生子がより小さく、隔壁数がより少ないことなどで区別された。
Turkey, Kırşehir Province, Boztepe district

(新種)

Manoharachariella elsadii F.Selçuk & E.Hüseyin
語源…微小菌類の研究者、Elşad Hüseyin氏に献名
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【よく似た種との区別】
Manoharachariella lignicola
枯れ枝を基質とする
本種と異なりトルコではなくインドなどに分布する
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が卵形、樽形、楕円形ではなく樽形、倒洋梨形、楕円形
本種より分生子の隔壁数が多い
Manoharachariella indica
本種と異なりトルコではなくインドなどに分布する
本種より分生子柄が長い
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が卵形、樽形、楕円形ではなく樽形、倒洋梨形、楕円形、または不規則形
本種と異なり分生子の縦隔壁の数が1-2ではなく10-13