(仮訳)インド産のPhlebia属新種
Singh, AP. et al., 2010. A new species of Phlebia (Basidiomycetes) from India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000112/00000001/art00006 [Accessed January 18, 2016].
【R3-02575】2016/01/19投稿

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3行まとめ

インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州で採集されたコウヤクタケ類の一種を検討し、Phlebia crassisubiculataとして新種記載した。
本種は裸子植物の切り株に生じ、子実体形成菌糸層が厚く、担子胞子が大型であることなどで特徴づけられた。
本種はP. crassisubiculataに類似していたが、それらの形質により区別された。
India, Himachal Pradesh, Chamba, 2 km from Dalhousie in direction to Banikhet

(新種)

Phlebia crassisubiculata Avneet P. Singh, Priyanka, Dhingra & Singla
語源…厚い子実体形成菌糸層(スビクルム)の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phlebia cremeoalutacea
担子器が棍棒形~類棍棒形
シスチジアが厚壁
シスチジアに結晶を伴う
本種と異なり子実体形成菌糸層が顕著に厚いのではなく薄い
本種より担子胞子のサイズが小さい