(仮訳)インド産のPleurophragmium属新種
D’Souza, MA. & Bhat, DJ., 2012. A new species of Pleurophragmium from India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000119/00000001/art00056 [Accessed April 27, 2016].
【R3-02875】2016/04/28投稿

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3行まとめ

インドにおいてDendrocalamus strictusの枯れ葉に発生したアナモルフ菌の一種を検討し、Pleurophragmium indicumとして新種記載した。
本種は分生子が褐色楕円形~倒卵形で直線状または屈曲し、3隔壁を有することなどで特徴づけられた。
また、Pleurophragmium属全種の検索表を掲載した。
India, Molem Wildlife Sanctuary, Goa

(新種)

Pleurophragmium indicum M.A. D’Souza & Bhat
語源…インドの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pleurophragmium bitunicatum
腐朽葉に生じる
分生子のサイズが類似している
分生子の色が類似している
本種と異なりインドではなく日本などに分布する
本種と異なり分生子の外側に顕著な”tunica”を有する
Pleurophragmium parvisporum
腐朽葉に生じる
分生子の形状が類似している
本種と異なりインドではなく台湾などに分布する
本種と異なりDendrocalamus strictusではなくMusa sapientumなどを宿主とする
本種より分生子のサイズが顕著に小さい
本種ほど分生子の色が様々ではなく一様に淡黄褐色
本種と異なり分生子が倒卵形~楕円形ではなく倒卵形
本種と異なり分生子の隔壁数が3ではなく3-4
Pleurophragmium aquaticum
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子表面が平滑
分生子の隔壁数が3
本種より分生子の幅の範囲が狭い
本種と異なり分生子が倒卵形~楕円形ではなく紡錘形~棍棒形で時に舟形
Curvularia spp.
分生子の色が類似している
分生子の形状が類似している
本種と異なり分生子形成様式が出芽型でない