(仮訳)ツユクサに生じたPyricularia属1新種
Park, MJ. & Shin, HD. 2009. A new species of Pyricularia on Commelina communis. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000108/00000001/art00054 [Accessed September 23, 2023] 【R3-10996】2023/9/23投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

韓国においてツユクサの葉に生じた斑点病を調査した。
原因菌をPyricularia commelinicolaとして新種記載した。
本種は同じツユクサ属植物を宿主とする同属他種とは分生子柄、分生子などの形態が異なっていた。
韓国江原道洪川郡北方里

(新種)

Pyricularia commelinicola M.J. Park & H.D. Shin
語源…ツユクサ属に生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pyricularia ebbelsii
同じツユクサ属植物を宿主とする
本種と異なり分生子が直線状ではなく特徴的な屈曲状である
Pyricularia grisea
同じツユクサ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが小さい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Pyricularia oryzae var. commelinae
本種より病斑のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が1-2である
本種より分生子が短い
本種より分生子の長さ/幅比が小さい
本種と異なり分生子が比較的幅広い洋梨形である