2014年5月6日 (仮訳)メキシコ産のアラゲコベニチャワンタケ属の新種 Izquierdo-San Agustin L,et al., 2013. A new species of Scutellinia from Mexico. Mycotaxon. … Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000125/00000001/art00034 [Accessed May 5, 2014]. 【R3-00682】2014/05/05投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコ中部のテマスカルテペックで土壌の上に発生した菌を、Scutellinia ulloaeとして新種記載した。 本種は子嚢胞子に独特の瘤状装飾を持つことで特徴づけられた。 本種の唯一の標本には3つの子嚢盤しか含まれておらず、1988年に採集されたこともあり、分子系統解析の試みは失敗した。 Mexico, Estado de Mexico, Mpio. de Temascaltepec, km 71 carretera Toluca-Tejupilco, desviación a Presa Chica (新種) Scutellinia ulloae L. Izquierdo, S. Sierra, Rodr.-Gut., C.-Santiuste & Cifuentes 語源…メキシコの子嚢菌研究者、Miguel Ulloa博士に献名 ※本種はPompa-González & Cifuentes (1991) でScutellinia trechisporaと誤同定された種である。 【よく似た種との区別】 Scutellinia chiangmaiensis 本種と異なり針葉樹林ではなく落葉樹の混生林に発生する 本種と異なり子嚢胞子に円筒形~倒洋梨形で基部が僅かにくびれ、微かに小さな畝で互いに接続する、真の網目を形成しない装飾を持つのではなく、瘤状の装飾が網状になる Scutellinia trechispora 形態的に類似している(かつて本種がこの種と同定されたことがあった)