(仮訳)ツルムラサキに発生したStemphylium属菌の新種
Zhou. Y-F., et al., 2012. A new species of Stemphylium on Basella rubra. Mycosystema. Available at: http://www.cabdirect.org/abstracts/20123147915.html [Accessed April 5, 2014].
【R3-00576】2014/04/06投稿

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3行まとめ

中国浙江省温州市において、ツルムラサキの葉に発生した病原菌をStemphylium basellaeとして新種記載した。
本種は宿主の葉に褐色円形で輪紋状の斑点を生じ、卵形・長楕円形・円筒形・棍棒形などの分生子を形成した。
本種による病害はタイプロカリティでは普通に見られ、罹病率は95%以上に達し、感染した植物は完全に経済的価値を失った。
中国浙江省温州市蒼南県平南村

(新種)

Stemphylium basellae B.J. Li, Y.F. Zhou & Y.L. Guo
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【よく似た種との区別】
Stemphylium lactucae
分生子のサイズが類似している
分生子の形状が類似している
本種と異なりツルムラサキではなくレタスを宿主とする
本種より分生子柄が短い
本種より分生子柄の幅がやや広い
本種と異なり分生子柄が分枝することがある
本種と異なり分生子が疣状粗面ではなく平滑