2015年10月1日 （仮訳）インド、西ガーツ産のモエギタケ属新種 Senthilarasu, G. & Singh, SK., 2013. A new species of Stropharia from Western Ghats, India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000123/00000001/art00026 [Accessed September 30, 2015]. 【R3-02244】2015/10/01投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州において黄麻袋から発生した菌を検討し、Stropharia rubrobrunneaとして新種記載した。 本種は単生～叢生し、傘が帯灰赤色、帯赤色、紫褐色で吸水性、柄につばを有し、縁シスチジアに2型を有する点などで特徴づけられた。 本種は類似の同属他種とは子実体のサイズ、傘や柄の表面、担子胞子のサイズ、シスチジアの有無やサイズなどで区別された。 India, Maharashtra state, Sinhgad （新種） Stropharia rubrobrunnea Senthil. & S.K. Singh 語源…赤褐色の（傘の色から） 【よく似た種との区別】 Stropharia rugosoannulata（サケツバタケ） 子実体のサイズが類似している 本種と異なり柄が白色ではなく帯黄褐色 本種と異なり柄が平滑ではなく帯褐色の繊維に覆われる 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい Stropharia coronilla（コシワツバタケ） つばが肉質 つばに溝線を有する 担子胞子のサイズが類似している 本種と異なり森林ではなく草地に発生する 本種より子実体のサイズが小さい 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が帯灰赤色、帯赤色、紫褐色ではなく帯黄色 本種より柄が短い 本種と異なり縁クリソシスチジアを欠く Stropharia araucariae つばが肉質 つばに溝線を有する レプトシスチジアを有する 襞の縁部にクリソシスチジアを有する 本種と異なり傘が帯灰赤色、帯赤色、紫褐色ではなく暗い帯灰褐色 本種と異なり傘に中丘を有する 本種より担子胞子のサイズが大きい Stropharia venusta 子実体が大型 傘が帯灰赤色～帯赤褐色 つばに皺を有する 本種と異なりインドではなくブラジルに分布する 本種と異なり柄が白色ではなく帯緑灰色 本種と異なり柄が平滑ではなく白色の小鱗片が散在する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種よりクリソシスチジアが短い 本種と異なり縁クリソシスチジアを欠く Stropharia variicolor 傘が帯赤色～帯赤褐色 本種と異なりつばに溝を欠き平滑 本種より縁レプトシスチジアのサイズが小さい 本種と異なり縁レプトシスチジアの頂部が嘴状でない 本種と異なり縁クリソシスチジアを欠く Stropharia cifuentesii 傘が帯赤色～帯赤褐色 本種より子実体のサイズが小さい 本種より傘の直径が小さい 本種より柄が短い 本種と異なり傘表面が平滑ではなく繊維状～小鱗片状 本種と異なり襞が帯灰赤色～紫褐色ではなく類白色～帯黄褐色 本種より柄が細長い 本種と異なり肉質のつばを欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり縁シスチジアを欠く