(仮訳)台湾産のハリサシカビ属1新種
Ho, H-M. & Benny, GL., 2008. A new species of Syncephalis from Taiwan. Botanical Studies. Available at: http://www.airitilibrary.com/Publication/alDetailedMesh?docid=1817406X-200801-49-1-45-48-a [Accessed December 9, 2016].
【R3-03551】2016/12/09投稿

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3行まとめ

台湾において土壌から分離されたケカビ属の一種に寄生していた菌を検討し、Syncephalis obliquaとして新種記載した。
本種は分節胞子嚢が非対称の位置に生じ、胞子が短い円筒形であることなどで特徴づけられた。
本種は同属他種とは分節胞子のサイズ、形状、表面性状などで区別された。
台湾宜蘭県福山林業試験所

(新種)

Syncephalis obliqua H.M. Ho & Benny
語源…斜めの(頂嚢において分節胞子嚢の生じる位置から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Syncephalis plumigaleata
本種より分節胞子のサイズが大きい
本種と異なり分節胞子が円筒形ではなく卵形
本種と異なり分節胞子表面が平滑ではなく微細な点状装飾を有する
Syncephalis fuscata
分生子表面が平滑
本種と異なり分節胞子嚢が頂嚢の上部2/3ではなく上半分または片側に生じる
本種と異なり分節胞子嚢が6胞子性ではなく4-6胞子性
本種より分節胞子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が円筒形ではなく卵形~円筒形
本種と異なり分節胞子の両端に装飾として不規則形の肥厚部が数個散在する