(仮訳)インド産のZasmidium属新種
Singh, A. et al., 2014. A new species of Zasmidium (Mycosphaerellaceae) from India. Sydowia. Available at: http://www.cabdirect.org/abstracts/20153013637.html [Accessed August 2, 2015].
【R3-02067】2015/08/03投稿

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3行まとめ

インド、ウッタル・プラデーシュ州の森林においてSmilax proliferaの葉に斑点を生じた菌を検討した。
形態を基に、本種をZasmidium smilacis-proliferaeとして新種記載した。
本種は分生子形成細胞に痕を有し、分生子が通常粗面で単生または稀に鎖生し、宿主表面の菌糸表面が小疣状であることなどで特徴づけられた。
India, Uttar Pradesh, Tarai region, Chawk Forest, Mahrajganj

(新種)

Zasmidium smilacis-proliferae Arch. Singh, Kharwar, Raghv. Singh & Sham. Kumar
語源…Smilax prolifera
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Zasmidium smilacis
Smilax proliferaを宿主とする
形態的に類似している
本種と異なりSmilax macrophyllaも宿主とすることが知られている
本種と異なり分生子がほとんどの場合単生するのではなく鎖生する
本種より分生子のサイズがずっと小さい
本種と異なり分生子表面が小疣状ではなく平滑またはほぼ平滑
Zasmidium smilacis-macrophyllae
同じサルトリイバラ属植物を宿主とする
本種と異なりSmilax macrophyllaを宿主とする
本種より分生子柄がずっと短い
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子がほぼ無色~帯オリーブ色ではなく褐色