(仮訳)台湾産のチャヒラタケ型ヒカゲウラベニタケ属菌の新変種
Deng, W-Q., Li, T-H. & Shen, Y-H., 2010. A new variety of crepidotoid Clitopilus from Taiwan, China. Mycosystema. Available at: http://journals.im.ac.cn/jwxtcn/ch/reader/create_pdf.aspx?file_no=10060924&year_id=2010&quarter_id=6&falg=1 [Accessed October 18, 2015].
【R3-02299】2015/10/19投稿

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3行まとめ

台湾南投県で採集された菌を検討し、新変種Clitopilus daamsii var. tropicusとして記載した。
本変種はチャヒラタケ型~ヒラタケ型で、傘は白色で表面が密な羊毛~綿毛状、担子胞子に6-9条の畝を有することなどで特徴づけられた。
本変種の担子胞子の走査型電子顕微鏡写真およびスケッチなどを掲載した。
台湾南投県梅峰

(新変種)

Clitopilus daamsii var. tropicus T.H. Li, W.Q. Deng & Y.H. Shen
語源…熱帯の
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【よく似た種との区別】
Clitopilus daamsii
担子胞子の長さが類似している
担子胞子の畝の数が6-9
本変種と異なり熱帯ではなく温帯に分布する
本変種と異なり台湾ではなくオランダ、デンマークなどに分布する
本変種より襞の数が少ない
本変種より担子胞子のサイズが大きい
Clitopilus hobsonii
肉眼的形態が類似している(本変種がこの種に誤同定されていた)
本変種より担子胞子のサイズが小さい
本変種と異なり担子胞子の畝の数が6-9ではなく7-11