2021年12月18日 (仮訳)南アジアに広範に分布する種、Marasmius pellucidusの再記載 Wannathes, N. et al., 2004. A redescription of Marasmius pellucidus, a species widespread in South Asia. Fungal Diversity. Available at: https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/17-12.pdf [Accessed December 18, 2021] 【R3-09066】2021/12/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Marasmius pellucidusについて、タイプ標本を含む南アジア産標本を再検討した。 本種の複雑な分類学的変遷を示した上で記載文を再度作成し、アフリカおよび南米産の類縁種と比較した。 M. papyraceusおよびCantharellus elegansを本種のシノニムとした。 (その他掲載種) Marasmius pellucidus Berkeley & Broome 【よく似た種との区別】 Marasmius niveus 襞の幅が狭い 担子胞子のQ値の範囲が重なる 本種と異なりボルネオ、ジャワ、マレーシア、ニューカレドニア、シンガポール、スリランカ、タイではなく南米などに分布する 本種と異なり子実体が叢生ではなく単生する 本種と異なり襞の間隔が密~疎ではなくやや密~疎 本種と異なり脈間襞を典型的には有するが稀に欠くのではなく欠く 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子の幅が狭い 本種より縁シスチジアの最大長が短い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく小胞状または欠く Marasmius cohortalis 担子胞子のサイズの範囲が重なる 担子胞子のQ値の範囲が重なる 本種と異なりボルネオ、ジャワ、マレーシア、ニューカレドニア、シンガポール、スリランカ、タイではなく南米などに分布する 本種と異なり子実体が叢生ではなく単生~叢生する 本種と異なり襞の間隔が密~疎ではなくやや密~疎 本種より襞の幅が広い 本種と異なり脈間襞を典型的には有するが稀に欠くのではなくより顕著である 本種より縁シスチジアの幅が広い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく広棍棒形、類球形、または洋梨形 本種より柄シスチジアの最大長が短い 本種と異なり柄シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく広棍棒形または有柄球状 Marasmius arborescens 子実体が叢生する 襞の幅が狭い 本種と異なりボルネオ、ジャワ、マレーシア、ニューカレドニア、シンガポール、スリランカ、タイではなくアフリカなどに分布する 本種より襞の数が多い 本種と異なり襞の間隔が密~疎ではなく密 本種と異なり脈間襞を典型的には有するが稀に欠くのではなく欠く 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種より縁シスチジアの幅が広い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく小胞状~棍棒形 本種より柄シスチジアの幅が狭い 本種と異なり柄シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく棍棒形、瓶形、または微突形 Marasmius albertianus 襞の幅が狭い 担子胞子のQ値の範囲が重なる 本種と異なりボルネオ、ジャワ、マレーシア、ニューカレドニア、シンガポール、スリランカ、タイではなくアフリカなどに分布する 本種と異なり子実体が叢生ではなく単生~叢生する 本種と異なり襞の間隔が密~疎ではなく密 本種と異なり脈間襞を典型的には有するが稀に欠くのではなく欠く 本種より担子胞子が長い 本種より縁シスチジアの幅が広い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく棍棒形、円筒形、または小嚢形 本種より柄シスチジアの幅が広い 本種と異なり柄シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく円筒形、便腹形、または不規則形 Marasmius kigwenensis 襞の幅が狭い 本種と異なりボルネオ、ジャワ、マレーシア、ニューカレドニア、シンガポール、スリランカ、タイではなくアフリカなどに分布する 本種と異なり子実体が叢生ではなく単生または小規模な集まりをなす 本種より襞の数が多い 本種と異なり襞の間隔が密~疎ではなく密 本種と異なり脈間襞を典型的には有するが稀に欠くのではなく欠く 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種より縁シスチジアの幅が狭い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく類円筒形、瓶形、または不規則形 本種より柄シスチジアが短い 本種と異なり柄シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく棍棒形、類円筒形、または小胞状 Marasmius lacteoides 襞の幅が狭い 本種と異なりボルネオ、ジャワ、マレーシア、ニューカレドニア、シンガポール、スリランカ、タイではなくアフリカなどに分布する 本種と異なり子実体が叢生ではなく単生または小規模な集まりをなす 本種より襞の数が多い 本種と異なり襞の間隔が密~疎ではなく密 本種と異なり脈間襞を典型的には有するが稀に欠くのではなく欠く 本種より担子胞子の幅が広い 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種より縁シスチジアのサイズが小さい 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく棍棒形、類円筒形、または不規則形 本種より柄シスチジアの幅が狭い 本種と異なり柄シスチジアが棍棒形、紡錘状、または円筒形ではなく棍棒形、円筒形、瓶形、または不規則形