2024年3月17日 （仮訳）中国南西部において木本宿主に関連するCrassiparies属菌とNeobrevicollum属菌の追加 Lu, Y-H. et al. 2024. Additions to Crassiparies and Neobrevicollum (Neohendersoniaceae, Pleosporales) associated with woody hosts in Southwest China. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.636.2.2 [Accessed March 17, 2024] 【R3-11526】2024/3/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国雲南省において腐朽材に発生した菌を検討し、Neobrevicollum biancaeaeとして新種記載した。 本種は子嚢果が埋生し球形で単室、子嚢胞子が無色紡錘形で1隔壁を有し粘液質の鞘に包まれ、無色の偽側糸を有することなどで特徴づけられた。 また、Crassiparies quadrisporusとN. oleaeについてそれぞれ新宿主を報告した。 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州西双版納熱帯植物園 （新種） Neobrevicollum biancaeae H.Z. Du, Y.H. Lu & Jian K. Liu 語源…ジャケツイバラ属の 【よく似た種との区別】 Neobrevicollum oleae 中国に分布する ITS+nrSSU+nrLSU+RPB2+TEF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種と異なり子嚢果に孔口を欠くのではなく有する 本種と異なり子嚢果が薄壁でない 本種より子嚢のサイズが大きい ITS+nrSSU+nrLSU+RPB2+TEF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される （その他掲載種） Neobrevicollum oleae W.L. Li & Jian K. Liu 【よく似た種との区別】 Neobrevicollum biancaeae 中国に分布する ITS+nrSSU+nrLSU+RPB2+TEF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢果のサイズが小さい 本種と異なり子嚢果に孔口を有するのではなく欠く 本種と異なり子嚢果が薄壁である 本種より子嚢のサイズが小さい ITS+nrSSU+nrLSU+RPB2+TEF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される （中国新産種） Crassiparies quadrisporus Matsumura, K. Hiray. & Kaz. Tanaka