2019年1月6日 （仮訳）Amauroderma属菌：生理活性物質、有用特性、およびラオスにおける2新産種 Hapuarachchi, KK. et al., 2018. Amauroderma (Ganodermataceae, Polyporales) – bioactive compounds, beneficial properties and two new records from Laos. Asian Journal of Mycology. Available at: http://asianjournalofmycology.org/pdf/AJOM_1_1_10.pdf [Accessed January 5, 2019] 【R3-05831】2019/1/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ Amauroderma pressuiiおよびA. rugosumをラオス新産種として報告した。 両種について形態学的検討を行い、後者についてはITS+nrLSUに基づく分子系統解析も実施した。 Amauroderma属における生理活性物質および有用特性についてレビューした。 （ラオス新産種） Amauroderma preussii (Henn.) Steyaert 【よく似た種との区別】 Amauroderma oblongisporum 肉眼的形態が識別困難なほど類似している 本種より傘の殻皮が厚い 本種より傘表面が乾燥時平滑 Amauroderma wuzshishanense 傘の形態が類似している 本種と異なり傘が円形ではなく深い漏斗状 本種より担子胞子のサイズが大きい （ラオス新産種） Amauroderma rugosum (Blume & T. Nees) Torrend コマタケ 【よく似た種との区別】 Amauroderma rude 傘が黒色 肉が淡色 本種と異なり主にオーストラリアに分布する 本種より孔口のサイズが大きい Amauroderma perplexum 中国に分布する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される