(仮訳)アッサム州、コクラジャ県、ウルタパニ・フォレスト・レンジにおける地衣類多様性の研究およびインド新産の2種
Islary, P. et al., 2022. An enumeration of lichen diversity from Ultapani Forest Range of Kokrajhar District, Assam with Ocellularia calvescens and Rhabdodiscus subcavatus, two new records in India. Studies in Fungi. Available at: https://www.maxapress.com/data/article/sif/preview/pdf/SIF-2022-0005.pdf [Accessed September 30, 2022] 【R3-09922】2022/9/30投稿

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3行まとめ

インド、アッサム州、コクラジャ県のウルタパニ・フォレスト・レンジにおいて地衣類の調査を実施し、52種を記録した。
インド新産種としてOcellularia calvescensおよびRhabdodiscus subcavatusを報告した。
前者は以前にブラジル、コスタリカ、パナマ、ペルーから報告されており、後者はオーストラリア、南北アメリカ大陸、アフリカ、タイなどから報告されていた。

(インド新産種)

Ocellularia calvescens (Fée) Müller Arg.
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【よく似た種との区別】
Ocellularia terebrata
子嚢胞子のタイプが同一である
地衣成分が同一である
本種と異なり柱軸が炭化する
Ocellularia garoana
インドに分布する
子嚢胞子のタイプが同一である
地衣成分が同一である
本種と異なり柱軸が炭化する
Ocellularia umbilicata
本種より子嚢胞子のサイズが大きい

(インド新産種)

Rhabdodiscus subcavatus (Nylander) Rivas Plata, Lücking & Lumbsch
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【よく似た種との区別】
Rhabdodiscus asiaticus
子器が顕著である
子器が”chroodiscoid”である
果殻が炭化する
柱軸が広い切り株状~網目状
地衣成分が同一
本種と異なり子嚢胞子の隔壁が横隔壁~類石垣状である