(仮訳)ブラジルの半乾燥地域、カーチンガ・バイオームに産した淡水生子嚢菌の新種Annulatascus apiculatus
Barbosa, FR. & Gusmão, LFP. 2008. Annulatascus apiculatus sp. nov., a new freshwater ascomycete from the semi-arid Caatinga biome of Brazil. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/publication/233861060_Annulatascus_apiculatus_sp_nov_a_new_freshwater_ascomycete_from_the_semi-arid_Caatinga_biome_of_Brazil [Accessed March 16, 2019].
【R3-06040】2019/3/16投稿

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3行まとめ

ブラジル、カーチンガ・バイオームにおいて小川に沈んだ材に発生した菌を検討し、Annulatascus apiculatusとして新種記載した。
本種は子嚢殻が半埋生し、黒色球形で頸部を有し、子嚢が円筒形、子嚢胞子が無色で0-3隔壁を有し、ゼラチン質の鞘に包まれることなどで特徴づけられた。
本種は子嚢胞子の両端に嘴状突起を有するという特徴により、全ての同属他種と区別された。
Brazil, Bahia, Santa Terezinha, Serra da Jibóia

(新種)

Annulatascus apiculatus F.R. Barbosa & Gusmão
語源…嘴状突起の(子嚢胞子両端の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Annulatascus velatisporus
子嚢胞子に付属糸を欠く
子嚢胞子がゼラチン質の鞘に包まれる
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子の両端が嘴状でない
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が0-3ではなく0
Annulatascus aquaticus
子嚢胞子に付属糸を欠く
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の両端が嘴状でない
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が0-3ではなく0
Annulusmagnus triseptatus
子嚢胞子に3隔壁を有することがある
本種と異なり子嚢胞子の片側が凹形または扁平である
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が0-3ではなく常に3