(仮訳)アフリカ産ヒダナシタケ目菌類の研究 (34):カメルーンおよびコンゴ民主共和国産の新種
Ryvarden, L. 2019. Aphyllophorales of Africa 34 – some new species from Cameroon and the Democratic Republic of Congo. Synopsis Fungorum. Available at: https://www.fungiflora.no/_files/ugd/b2cc6b_f64874c1c9d34a0cb5b814044647a3e8.pdf#page=78 [Accessed February 19, 2024] 【R3-11443】2024/2/19投稿

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3行まとめ

アフリカの熱帯林で採集されたAntrodiella cinereaおよびPolyporus magnimutabilisを新種記載した。
前者は子実体が灰色で、孔口が非常に小型で孔壁が薄く、担子胞子が小型であることなどで特徴づけられた。
後者は子実体が新鮮時白色で乾燥時チョコレート褐色、担子胞子が小型楕円形であることなどで特徴づけられた。
Cameroon, Western region, Baham

(新種)

Antrodiella cinerea Tsigaing, Mossebo & Ryvarden
語源…灰色の(子実体の色から)
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Cameroon, Western Region, Batoutsa (Mbouda)

(新種)

Polyporus magnimutabilis Oba, Mossebo & Ryvarden
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【よく似た種との区別】
Polyporus tenuiculus
本種と異なり子実体が乾燥時チョコレート褐色なのではなく乾燥時もいくぶん白色~淡クリーム色のままである
本種より担子胞子のサイズがずっと大きい