(仮訳)フロリダ州において淡水から分離された子嚢菌の新種、Arnium gigantosporum
Raja, HA. & Shearer, CA. 2006. Arnium gigantosporum, a new ascomycete species from fresh water in Florida. Fungal Diversity. Available at: https://www.researchgate.net/publication/225067892_Arnium_gigantosporum_a_new_ascomycete_species_from_fresh_water_in_Florida [Accessed December 27, 2019] 【R3-06901】2019/12/28投稿

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3行まとめ

米国フロリダ州において湖に沈んだ材に見出された水生菌の一種を検討し、Arnium gigantosporumとして新種記載した。
本種は子嚢果が大型半透明の膜状で、殻壁に褐色の毛を有し、子嚢胞子が大型の暗褐色紡錘形で粗面、条線のあるゼラチン質の鞘に覆われ、無隔壁であることなどで特徴づけられた。
本種は同属他種とは子嚢胞子のサイズと表面の模様などが異なっていた。
USA, Ocala National Forest, Lake Kerr

(新種)

Arnium gigantosporum Raja & Shearer
語源…巨大な胞子の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Arnium macrotheca
子嚢果頸部が黒色不透明
子嚢果の毛が凝集する
子嚢果の毛が褐色
子嚢果の毛が円筒形
子嚢果の毛が剛直である
子嚢が棍棒形
子嚢に長い柄を有する
子嚢胞子が条線状のゼラチン質の鞘に包まれる
本種と異なり水生菌として知られていない
本種と子嚢胞子の形態が異なる
本種と子嚢胞子のサイズが異なる
本種と子嚢胞子表面の性状が異なる
Arnium apiculatum
水生菌である
本種と子嚢の形態が異なる
本種と子嚢のサイズが異なる
本種と子嚢胞子の形態が異なる
本種と子嚢胞子のサイズが異なる