(仮訳)アルファルファハキリバチから分離された新種Ascosphaera acerosaおよびAscosphaera属菌の検索表
Bissett, J., Duke, G. & Goettel, M. 1996. Ascosphaera acerosa sp. nov. Isolated from the Alfalfa Leafcutting Bee, with a Key to the species of Ascosphaera. Mycologia. Available at: http://www.jstor.org/stable/3760974 [Accessed December 25, 2023] 【R3-11275】2023/12/25投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

Ascosphaera aggregataに感染したMegachile rotundataの調査中、通常の感染したハチとは異なる死骸が見出された。
分離された菌株を検討したところ、同じチョーク病類似の病徴であったが、子嚢果がより小さく球形であり、死骸には斑点状の外観が認められた。
この菌株をAscosphaera acerosaとして新種記載し、本属菌21種の検索表を掲載した。
Lethbridge Research Centre, Alberta, Canada

(新種)

Ascosphaera acerosa Bissett, G. Duke & Goettel
語源…針状の(子嚢胞子の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ascosphaera asterophora
胞子球を形成する
本種と異なり子嚢胞子がいくぶんでたらめに配列し、ほとんどの場合長軸が外面に露出するのではなく頂部を露出して放射状に配列する
本種と異なり子嚢胞子頂部が平滑ではなく高倍率で見ると彫刻されているか嘴状であり、胞子球を囲んでいた壁または膜の残骸を伴っていると考えられる