2017年2月16日 (仮訳)Barriopsis iranianaおよびPhaeobotryon cupressi:イランにおいて樹木に発生したボトリオスフェリア科の2新種 Abdollahzadeh, J. et al. 2009. Barriopsis iraniana and Phaeobotryon cupressi: two new species of the Botryosphaeriaceae from trees in Iran. Persoonia.. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/nhn/pimj/2009/00000023/00000001/art00001 [Accessed February 16, 2017]. 【R3-03759】2017/02/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イランにおいて様々な樹木から分離された2種を検討し、Barriopsis iranianaおよびPhaeobotryon cupressiとして新種記載した。 前者はマンゴー、オリーブ属の一種、およびミカン属の一種から、後者はイトスギ属植物からそれぞれ分離され、いずれも同属他種とは分生子のサイズなどで区別された。 両種とも罹病植物から分離されたが、病原性は明らかにされなかった。 Iran, Hormozgan Province, Minab, Hajikhademi (新種) Barriopsis iraniana Abdollahzadeh, Zare & A.J.L. Phillips 語源…イランの 【よく似た種との区別】 Barriopsis fusca 同じミカン属植物を宿主とする ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイランではなくキューバなどに分布する 本種より分生子のサイズが顕著に小さい ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Iran, Golestan Province, Gorgan, City Park (新種) Phaeobotryon cupressi Abdollahzadeh, Zare & A.J.L. Phillips 語源…イトスギ属の 【よく似た種との区別】 Phaeobotryon quercicola 小分生子を形成する 本種と異なりイトスギ属ではなく別の植物を宿主とする 本種より分生子のサイズが大きい Phaeobotryon mamane 小分生子を形成する ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイランではなくハワイなどに分布する 本種と異なりイトスギ属ではなくSophora chrysophyllaなどを宿主とする 本種より分生子のサイズが大きい ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Diplodia cupressi 小分生子を形成する 分生子のサイズが類似している 本種と側糸の形態が異なる