(仮訳)オマーン産の新種、Bimuria omanensis
Wijesinghe, SN. et al., 2020. Bimuria omanensis sp. nov. (Didymosphaeriaceae, Pleosporales) from Oman. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.449.2.1 [Accessed June 28, 2020] 【R3-07452】2020/6/28投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

オマーンの砂漠において低木の腐朽葉に生じた菌を検討し、Bimuria omanensisとして新種記載した。
Bimuria属菌の無性世代は本種において初めて見出され、それに伴い属概念を修正した。
また、オマーンからのBimuria属菌の報告は初となった。
Oman, The Jebel Akhdar, Dakhiliyah Governorat

(新種)

Bimuria omanensis Wijesinghe, Wanas., Al-Sadi, K.D. Hyde & Maharachch.
語源…オマーン産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Bimuria novae-zelandiae
nrLSU+ITS+TEF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりオマーンではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なり腐朽葉ではなく畑地土壌などから分離される
本種と異なり有性世代が知られている
本種と異なり無性世代が知られていない
nrLSU+ITS+TEF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される