(仮訳)中国泰山産の新種Buellia taishanensisおよびスミイボゴケ属地衣の新産種
Wang, Q-D. et al., 2018. Buellia taishanensis sp. nov. and new Buellia records from Mt. Tai, China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2018/00000133/00000001/art00021 [Accessed May 26, 2018].
【R3-05159】2018/5/27投稿

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3行まとめ

中国山東省泰山から4種のスミイボゴケ属地衣を報告した。
そのうち1種をB. taishanensisとして新種記載した。
また、中国新産種としてB. chujanaおよびB. haloniaを報告した。
中国山東省泰安市泰山区玉皇頂

(新種)

Buellia taishanensis Q.D. Wang & Z.F. Jia
語源…泰山産の
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【よく似た種との区別】
Buellia concinna
形態的に類似している
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり地衣成分としてジロホール酸、レカノール酸、およびオルセリン酸を含む
Buellia chujana
中国に分布する
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸ではなくペルラトリン酸を含む

(山東省新産種)

Buellia badia (Fr.) A. Massal.
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【よく似た種との区別】
Buellia imshaugii
地衣成分が類似している
本種と異なり地衣体が帯灰褐色
本種と異なり果殻がdispersa型
Buellia halonia
中国に分布する
本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(アトラノリン、ノルスチクチン酸)

(中国新産種)

Buellia chujana X. Y. Wang, S. Y. Kondr., L. Lőkös & J. S. Hur
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【よく似た種との区別】
Buellia nashii
形態的に類似している
本種と異なり地衣体が類鱗片状
本種と異なり地衣体に主成分としてアトラノリン、ノルスチクチン酸を含む
Buellia taishanensis
中国に分布する
本種より子嚢胞子が長い
本種より子嚢胞子の幅が狭い
本種と異なり地衣成分としてペルラトリン酸ではなくノルスチクチン酸を含む

(中国新産種)

Buellia halonia (Ach.) Tuck.
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【よく似た種との区別】
Buellia mamillana
形態的に類似している
本種と異なり地衣体に粉霜を伴う
本種と異なり主な地衣成分としてノルスチクチン酸およびコンノルスチクチン酸を含む
Buellia badia
中国に分布する
本種と異なり地衣成分を有する(アトラノリン、ノルスチクチン酸)のではなく欠く