2015年11月28日 （仮訳）カナリア諸島産の葉上生地衣の新種、Buellia tomnashiana Giralt, M. & Van den Boom, PPG., 2011, Buellia tomnashiana Giralt & van den Boom sp. nova, a new foliicolous species from the Canary Islands. Bibliotheca Lichenologica. Available at: http://www.researchgate.net/publication/265736891_Buellia_tomnashiana_Giralt__van_den_Boom_sp._nova_a_new_foliicolous_species_from_the_Canary_Islands [Accessed November 28, 2015]. 【R3-02420】2015/11/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ カナリア諸島においてゲッケイジュ属植物の葉上に発生した痂状地衣の一種を検討し、Buellia tomnashianaとして新種記載した。 本種は子器が微小であり、子嚢胞子が大型のCallispora型であることなどで特徴づけられた。 本種は初の葉上生のスミイボゴケ属地衣であるが、狭義の同属とは子実層に油滴を欠く点で異なっていた。 Spain, Canary Islands, Tenerife, N of Santiago del Teide, 2 km WSW of Erjos, open path to Las Portelas （新種） Buellia tomnashiana Giralt & van den Boom 語源…（不明） 【よく似た種との区別】 Baculifera xylophila 本種と異なり葉上生ではなく材上生または樹皮上生 本種より子器のサイズが顕著に大きい 本種より子嚢胞子が顕著に小さい 本種と異なり子嚢胞子が平滑ではなく微小な皺状 本種と異なりmicromera-green色素を有する Buellia spp. 本種と異なり子実層に油滴を含む Baculifera orosa 子嚢胞子が大型 本種と異なり子嚢胞子が平滑ではなく強い皺状 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含む Tetramelas spp. 子嚢胞子がCalluspora型のことがある 本種より子器のサイズが大きい 本種と異なり地衣成分として通常種々のキサントン類を含む Buellia dives 子嚢胞子がCalluspora型 子実層に油滴を含まない 本種と異なり葉上生ではなく樹皮上または材上生 本種と異なり子嚢が8胞子性ではなく多胞子性 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンおよびノルスチクチン酸を含む Buellia iberica 子嚢胞子がCalluspora型 子実層に油滴を含まない 本種と異なり葉上生ではなく樹皮上または材上生 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンおよびノルスチクチン酸を含む Buellia mediterranea 子嚢胞子がCalluspora型 子実層に油滴を含まない 本種と異なり葉上生ではなく樹皮上または材上生 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンを含む