2019年11月4日 (仮訳)インド産の地衣生菌の新種、Buelliella indica Singh, P. & Singh, KP. 2019. Buelliella indica (Dothideomycetes), a new lichenicolous species from India. Acta Botanica Hungarica. Available at: https://akademiai.com/doi/abs/10.1556/034.61.2019.3-4.12?journalCode=034 [Accessed November 4, 2019] 【R3-06741】2019/11/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ナガランド州においてGraphis longirameaに生じた菌を検討し、Buelliella indicaとして新種記載した。 本種は子実上層が褐色で子嚢胞子が小型であることなどで特徴づけられた。 本種は宿主に対して害を与えている様子はなく、片利共生的であると考えられた。 India. Nagaland, Phek district, Chozuba road (新種) Buelliella indica Pushpi Singh & Kr. P. Singh 語源…インドの 【よく似た種との区別】 Buelliella heppiae 子実上層が褐色 本種と異なりインドではなくスペインなどに分布する 本種と異なりGraphis longirameaではなくHeppia arenaceaを宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Buelliella inops 子嚢果のサイズの範囲が重なる 子実上層が褐色 子実上層がN陰性 本種と異なりインドではなくオーストラリア、メキシコ、米国などに分布する 本種と異なりGraphis longirameaではなくチャシブゴケ属地衣を宿主とする 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Buelliella lecanorae 子嚢果のサイズの範囲が重なる 子実上層が褐色 本種と異なりエストニア、ウクライナにおける分布が知られている 本種と異なりGraphis longirameaではなくダイダイゴケ属地衣を宿主とする 本種と異なり子実上層がN陰性ではなくN+赤色 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Buelliella protoparmeliopsis 子実上層が褐色 子実上層がN陰性 本種と異なりチリにおける分布が知られている 本種と異なりGraphis longirameaではなくProtoparmeliopsis属地衣を宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Buelliella trypethelii 子実上層が褐色 本種と異なりインドではなく米国、ガイアナなどに分布する 本種と異なりGraphis longirameaではなくチクビゴケ属地衣を宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種と異なり子実上層がN陰性ではなくN+赤色 本種より子嚢胞子のサイズが大きい