(仮訳)中国江西省産の新種、Camposporium chinense
Xu, Z-H. et al., 2021. Camposporium chinense sp. nov. from Jiangxi, China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2021/00000136/00000001/art00004 [Accessed April 28, 2021] 【R3-08362】2021/4/28投稿

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3行まとめ

中国江西省において広葉樹の枯枝に生じた菌を検討し、Camposporium chinenseとして新種記載した。
本種は分生子が紡錘形多色で9-12隔壁を有し、頂部に単一の無隔壁の付属糸を有することなどで特徴づけられた。
Camposporium属菌の検索表を掲載した。
中国江西省井崗山

(新種)

Camposporium chinense Z.H. Xu, Jian Ma, X.G. Zhang & R.F. Castañeda
語源…中国産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Camposporium fusisporum
分生子が多色
分生子が典型的には紡錘形
分生子頂部に付属糸を有する
分生子の付属糸が分枝しない
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が9-12ではなく8-11(ほとんどの場合9)
本種と異なり分生子頂部の付属糸の数が1ではなく2-3
本種より分生子頂部の付属糸の最大長が短い
Camposporium laundonii
分生子が多色
分生子の形状がいくぶん類似している
分生子頂部に付属糸を有する
分生子の付属糸が分枝しない
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子が紡錘形ではなく紡錘形~円筒形
本種と異なり分生子の隔壁数が9-12ではなく4-9
本種と異なり分生子頂部の付属糸の数が1ではなく2
本種より分生子頂部の付属糸の最大長が短い
本種と異なり分生子頂部の付属糸が無隔壁ではなく隔壁を有する