(仮訳)腐朽果実から分離されたメタノール資化性アナモルフ酵母の新種、Candida borneonana
Sipiczki, M., 2012. Candida borneonana sp. nov., a methanol-assimilating anamorphic yeast isolated from decaying fruit. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. …. Available at: http://ijs.sgmjournals.org/content/62/Pt_9/2303.short [Accessed March 14, 2015].
【R3-01641】2015/03/14投稿

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3行まとめ

ブルネイにおいて市場の廃棄果実から分離されたアナモルフ酵母を検討し、Candida borneonanaとして新種記載した。
本種はメタノール資化能を有しており、メタノール資化性酵母が果実を基質とする例があることは初の報告となった。
本種はKuraishia属菌とクラスターを形成し、最も近縁なのはK. capsulataであった。
Bandar Seri Begawan, Brunei

(新種)

Candida borneonana Sipiczki
語源…ボルネオの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Kuraishia capsulata
メタノール資化能を有する
D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(配列類似度92-94%、6塩基置換)
Kuraishia molischiana
メタノール資化能を有する
D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(配列類似度93%)