2021年8月24日 （仮訳）タイ、パンガー県のマングローブ林において水から分離された、Yarrowiaクレードに含まれるアナモルフ酵母の一種、Candida phangngensis Limtong, S. et al., 2008. Candida phangngensis sp. nov., an anamorphic yeast species in the Yarrowia clade, isolated from water in mangrove forests in Phang-Nga Province, Thailand. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.65506-0 [Accessed August 24, 2021] 【R3-08717】2021/8/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイ、パンガー県のマングローブ林において水から分離されたアナモルフ酵母の2菌株を検討し、Candida phangngensisとして新種記載した。 本種はD1/D2領域の分子系統解析において、Yarrowiaクレードにおいてベーサルな位置を占めた。 本種はジアゾニウムブルーBおよびウレアーゼ反応陰性で、主要なユビキノンがQ-9であることなどで特徴づけられた。 Mu Ko Ra-Ko Prathong National Park, Phang-Nga Province, Thailand （新種） Candida phangngensis Limtong, Yongman., H. Kawasaki & T. Seki 語源…パンガー産の 【よく似た種との区別】 Candida galli 10%塩化ナトリウム+5%グルコース添加培地で生育可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりD-ガラクトースを資化可能 本種と異なり35°Cで生育不能 本種と異なり50%グルコース添加培地で生育不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される