(仮訳)ブラジル、パライバ州産の新種Cantharellus protectus
Pinheiro, FGB. & Wartchow, F., 2013. Cantharellus protectus, a new species from Paraíba, Brazil. Sydowia. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Felipe_Wartchow/publication/276901351_Cantharellus_protectus_a_new_species_from_Paraba_Brazil/links/555b25e508ae980ca6128448.pdf [Accessed March 19, 2016].
【R3-02755】2016/03/19投稿

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3行まとめ

ブラジル、パライバ州の大西洋岸森林において砂質土壌に発生した菌を検討し、Cantharellus protectusとして新酒記載した。
本種は子実体が黄橙色であり、皺襞がいくぶん脈状で、傘表皮の末端要素が長いことなどで特徴づけられた。
本種は形態的に類似し、混同のおそれがある種とは子実体の色、担子胞子の形状などで区別された。
Brazil, Paraíba, Mamanguape, Reserva Biológica de Guaribas, Umapiritanga

(新種)

Cantharellus protectus Wartchow & F. G. B. Pinheiro
語源…保護される(連邦の法律で保護される地域で採集されたことから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cantharellus guyanensis
ブラジルに分布する
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実体が橙色系
担子胞子の形状が類似している
本種と異なり傘が紫色を帯びる
本種より担子胞子の幅が広い
本種より傘表皮の菌糸の末端要素が顕著に短く幅広い
本種と異なり傘表皮の菌糸の末端要素が顕著な厚壁
Cantharellus aurantioconspicuus
ブラジル北東部の大西洋岸森林に分布する
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実体が橙色系
本種より子実体のサイズが大きい
本種より子実体の橙色が強い
本種と異なり皺襞が成熟時クリーム色
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子のQ値が大きい
本種より担子胞子が薄壁