(仮訳)インド、西ガーツ産の新種Chaetospermum setosum
Rajeshkumar, KC. et al., 2010. Chaetospermum setosum sp. nov. from the Western Ghats, India. … Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000113/00000001/art00047 [Accessed October 13, 2015].
【R3-02283】2015/10/14投稿

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3行まとめ

インド、マハーラーシュトラ州においてマンゴーの落葉に発生した菌を検討し、Chaetospermum setosumとして新種記載した。
本種は分生子果に剛毛を有する点や分生子のサイズ、形状、付属糸の数などで同属他種と区別された。
本種は培養下でも天然と同様に分生子を形成したが、剛毛は形成しないこともあり、剛毛の形質には環境要因と培養条件が影響していると考えられた。
India, Bhima Shankar, Western Ghats, Maharashtra

(新種)

Chaetospermum setosum Rajeshkumar, S.K. Singh & P.N. Singh
語源…剛毛の(分生子果に剛毛を有することから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Chaetospermum atrocarpi
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子の極に付属糸を伴う
分生子に5本の付属糸を有することがある
本種と異なり分生子果に剛毛を有するという特徴を欠く
本種より分生子の付属糸の形態に変異が大きい
Infundibura adhaerens
不稔の剛毛状構造を有する
培養下で剛毛状構造を形成する