(仮訳)Menispora tortuosaの新たに発見されたテレオモルフChaetosphaeria tortuosa、およびMenispora属既知種の検索表
Réblová, M., Seifert, KA. & White, GP. 2005. Chaetosphaeria tortuosa, the newly discovered teleomorph of Menispora tortuosa, with a key to known Menispora species. Mycological Research. Available at: https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0953-7562(05)00015-8 [Accessed March 8, 2022] 【R3-09306】2022/3/8投稿

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3行まとめ

Menispora tortuosaのテレオモルフとして、カナダおよびチェコで採集されたChaetosphaeria tortuosaを新種記載した。
本種の子嚢殻は黒色球形~類球形で表在性であり、子嚢が円筒状紡錘形、子嚢胞子が無色紡錘形で3隔壁を有していた。
また、Menispora属11種の検索表を掲載した。
Canada, Ontario, Denbigh

(新種)

Chaetosphaeria tortuosa Réblová, K.A. Seifert & G.P. White
語源…アナモルフのMenispora tortuosaより
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Chaetosphaeria ovoidea
子嚢胞子が紡錘形
子嚢胞子の隔壁数が3
分生子柄の末端が不稔の鞭状伸長部であり、下部に側枝を有する
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子の両次端部に小剛毛を有する
分生子の隔壁数が3
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なりシンアナモルフを有する
本種と異なりフィアライドが1-数個の支持細胞から単生するのではなく2-9つが密集して指状をなす
本種と異なりフィアライドが末端生または側生ではなく末端生
本種と異なりフィアライドの先端が下向きに強く屈曲するのではなく直線状かごく緩やかに屈曲する