2024年4月7日 (仮訳)新種Cladophialophora pucciniophila:さび菌に寄生する不完全糸状菌の新種 Park, M-J. & Shin, H-D. 2011. Cladophialophora pucciniophila, a new hyphomycete parasitizing a rust fungus. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00052 [Accessed April 7, 2024] 【R3-11588】2024/4/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国においてPersicaria faurieiの葉に寄生するさび菌のPuccinia polygoni-amphibiiに重複寄生するアナモルフ菌を検討した。 分子系統解析でCladophialophora属の系統に含まれることを認め、本種をC. pucciniophilaとして新種記載した。 本種はさび菌を宿主とする点、分生子がソーセージ形である点で同属他種と異なっていた。 韓国江原特別自治道春川市東山面鳳鳴里 (新種) Cladophialophora pucciniophila M.J. Park & H.D. Shin 語源…Puccinia属を好む 【よく似た種との区別】 Cladophialophora scillae 分生子のサイズが類似している 分生子が楕円形~類円筒形で類似している 分生子の隔壁が類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりさび菌のPuccinia polygoni-amphibiiを宿主とするという特徴を欠く 本種より分生子鎖が長い 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子がソーセージ形という特徴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される