(仮訳)インドのグアバから報告された潜在的に病原性を有する新種、Cladosporium myrtacearum
Pandey, AK., Rai, AN. & Thakur, RS. 2019. Cladosporium myrtacearum sp. Nov. A new report of potential fungal pathogen on Indian guava. Madhya Bharti Journal of Science. Available at: http://dhsgsu.ac.in/userfiles/8-Atul%20K%20Pandey.pdf [Accessed June 17, 2021] 【R3-08514】2021/6/17投稿

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3行まとめ

インド、マディヤ・プラデーシュ州においてグアバの生葉に生じた菌を検討し、Cladosporium myrtacearumとして新種記載した。
本種は宿主の葉に重度の感染を引き起こし、果実の収量を低下させた。
本種は子座が良好に発達し、近縁種とは分生子柄、分生子、枝状分生子、二次枝状分生子などのサイズが大きく異なっていた。
Sunrise town, Tili Sagar, South sagar forest division, M.P., India

(新種)

Cladosporium myrtacearum
語源…フトモモ科の
※2021年6月17日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。

【よく似た種との区別】
Cladosporium herbarum
本種と異なりエンドファイトとして知られている
本種と異なり子座をほとんど欠く
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より二次枝状分生子のサイズが大きい
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が0-4ではなく0-1
Cladosporium myrticola
葉面菌である
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子の隔壁数が0-1
本種と異なり葉の両面ではなく上面に生じる
本種と異なり子座を欠く
本種より分生子柄のサイズが大きい
Cladosporium uleanum
葉面菌である
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が0-4ではなく2
Cladosporium cladosporioides
本種と異なりエンドファイトとして知られている
本種と異なり子座を欠く
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より枝状分生子のサイズが大きい
本種より二次枝状分生子のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが小さい