2016年5月1日 （仮訳）胞子に独特の装飾を有する新種Clitopilus reticulosporus、および胞子の進化理論における意義 Morgado, LN., Noordeloos, ME. & Hausknecht, A., 2016. Clitopilus reticulosporus, a new species with unique spore ornamentation, its phylogenetic affinities and implications on the spore evolution theory. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-016-1165-0 [Accessed May 1, 2016]. 【R3-02884】2016/05/01投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ オーストリアおよびハンガリーにおいて腐朽材に発生した菌を検討し、Clitopilus reticulosporusとして新種記載した。 本種は分子系統解析でClitopilus-Rhodocybeクレードに含まれ、胞子の装飾はClitopilus属とRhodocybe属の中間的形質を有すると考えられた。 しかし、BayesTraitsによる祖先形質推定の結果からは、この形質は中間型ではなく、イッポンシメジ科の胞子の形質進化にも直接の意義を有さないことが示された。 Austria, Vienna, Floridsdorf, Schwarzlackenau （新種） Clitopilus reticulosporus Noordeloos, Hausknecht & Morgado 語源…網目状の胞子の（胞子の装飾から）