2023年12月12日 （仮訳）菌寄生菌の新属、Colacosiphon Kirschner, R., Bauer, R. & Oberwinkler, F. 2001. Colacosiphon: a new genus described for a mycoparasitic fungus. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00275514.2001.12063195 [Accessed December 12, 2023] 【R3-11237】2023/12/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ドイツ、ヘッセン州において樹皮下キクイムシから分離された異担子菌の一種を検討し、新属新種Colacosiphon filiformisとして記載した。 本種は膨大した菌糸から生じる糸状無隔壁の異常に長い構造の頂部に胞子を形成したが、この構造が分生子柄なのか担子器なのかは不明であった。 コラコソームによる未同定の子嚢菌の菌糸との相互作用が認められ、寄生菌の隔壁は単純型であり、Woronin小体類似のマイクロボディが観察された。 Germany, Hessen, Darmstadt-Eberstadt, Malcher Schneise （新種） Colacosiphon filiformis R. Kirschner, R. Bauer & Oberw. 語源…（属名）寄生の管（コラコソームの存在と分生子柄の形状から）/（種小名）糸状の 【よく似た種との区別】 Cryptomycocolax abnormis 菌寄生菌である 本種と異なりドイツではなくコスタリカなどに分布する 本種と異なりコラコソームが単型ではなく2型である 本種と異なり菌糸にクランプを有する 本種と異なり胞子形成中に横隔壁を形成する